葬儀の準備

急いで決めるべきこと

いざ葬儀という事態に直面したときに、あわててしまうのはしかたのないことです。とりわけ、たった今、息を引き取られた故人を前にしていたら、葬儀のことなど考えるのはつらいものです。

でも、ご遺体はそのままにはしておけません。喪主となる方もご遺族の方々も、ひとまず動揺する気持ちを抑えて、葬儀・葬送の準備を始めなくてはなりません。

葬儀・葬送の準備の前に、まず最初に、急いでしなければならないのは次にあげる4点です。
1.ご遺体の安置場所を決める
2.葬儀の場所・会場を決める
3.故人の信仰、家の宗教、宗旨宗派を確かめる
4.どんな葬儀をするかを決める

これらについて以下に詳しくご案内します。ご遺族・近親者の間で話し合い、早急に決めましょう。

ご遺体の安置場所

現代は、9割以上の方が病院のベッドで最期を迎えます。
末期の水のお別れや清拭・湯灌などの死後措置が終わると、ご遺族は病院から葬儀社にご遺体を迎えにきてもらうようにと言われます。
このとき、ご遺体をどこに搬送するか、つまり、通夜や葬儀の時までご遺体をどこに安置するかを決めなくてはなりません。

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葬儀の場所を決める

葬儀をどこで行うかは、葬儀社選びにも、葬儀のかたち・スタイルにも関係してきます。
葬儀会場としては、次のような選択肢があります。

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宗教・宗派を確かめる

日本の葬儀は96%が仏式で行われています。しかし、「葬儀は仏式で」と言っても日本の仏教には多くの宗旨宗派があり、それぞれ葬儀に対する考え方や作法・儀礼も違っています。
故人の信仰やご自分の家の宗教が仏教であることは承知していても、宗旨宗派(何宗の何派であるか)まで正確にわかっている喪主や遺族の方は意外と多くありません。

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